旅行中や帰省時の布ナプキンの使用はどうするべき?

布ナプキン

布ナプキンを使用していると迷ってしまうのが、実家への帰省や旅行などが生理と重なった時。

今回は旅行中の布ナプキンの使用についてお伝えします。

旅行中は使い捨てナプキンの使用もあり

普段の生活で布ナプキンの使用に慣れてくると、旅行や帰省時も布ナプキンを使用したくなるもの。

しかし、旅行中に布ナプキンの使用はおすすめしません。その理由は3つあります。

理由1.周りの目

布ナプキンは使用後に洗って干すという工程があります。

ひとり旅や自分の実家への帰省ならいいとしても、友達との旅行や旦那さんの実家への帰省時は「どこで洗う?」「どこで干す?」と、周りの目を気にしなければなりません。

理由2.荷物が増える

個人差もありますが、布ナプキンの1日あたりの使用枚数は少ない日でも6枚程度、多い日だとそれ以上の枚数が必要です。

また、洗濯用の石けんのほか、布ナプキンを洗うための容器(折りたたみバケツやジップロックなど)、ピンチ付き洗濯ハンガー、持ち歩き用のスプレーも用意しなければなりません。

理由3.衛生面の心配

旅行中だと布ナプキンを洗う場所は浴室がほとんどです。ここで忘れてはいけないのが布ナプキンが血液汚れだということ

医療機関では血液が付着したものは、血液感染を防ぐために手袋をして慎重に取り扱います。

そのため布ナプキンも本来は慎重に取り扱わなければならないものです。浴室は老若男女問わず不特定多数の人が使います。

血液感染や衛生面を考えると、そのような場所で血液が付着した布ナプキンを洗ってしまうのは好ましいことではありません。

以上のことから旅行中は布ナプキンではなく、使い捨てナプキンの使用が好ましいのです。

布ナプキンの代替案

旅行中は使い捨てナプキンを使おう」といっても、布ナプキンに慣れると使い捨てナプキンが不快に感じてしまいますよね。

そんな方は次の2つの方法を試してみましょう。

コットン100%の使い捨てナプキンを使う

最近では肌に触れる面がオーガニックコットン100%や、石油由来の高分子ポリマー不使用の使い捨てナプキンが増えてきています。

石油由来のケミカルな素材を使った使い捨てナプキンに比べて、肌にやさしくかぶれにくいのでおすすめです。

古くなった布ナプキンを使用する

布ナプキンも長い間使っていると肌触りが悪くなって古くなってきてしまうもの。

古くなった布ナプキンは捨てずにとっておいて、旅行中に使用するのもおすすめ。古い布ナプキンなので気兼ねなく捨てることができます。

捨てるときはビニール袋などに入れて、他の人が触れないように注意してくださいね。

タイトルとURLをコピーしました