洗濯した布ナプキンはしっかり乾かして使います。乾かし方が甘いと雑菌が繁殖してしまう危険が。
雑菌はニオイの原因になりますし、雑菌のついた布ナプキンを肌にあてるのは心配ですよね。
生活スタイルによってはいつも外に干せるとは限らないかもしれませんが、工夫して乾かしてみましょう。
今回は布ナプキンの理想的な干し方についてまとめました。
殺菌のためには天日干しが理想

形を整えた布ナプキンをピンチハンガーなどに吊るし、風通しのいいところで天日干しして殺菌するのが布ナプキンの理想的な干し方です。
人の目が気になる場合は、布ナプキンを真ん中に干して、その周りを囲うようにタオルなどを干すと目隠しになります。
ハンカチタイプなら人の目も気にならない

ハンカチタイプは、シンプルな形をしているのでパッと見、布ナプキンとはわかりません。そのため、外にも干しやすいです。
さらに、厚みがなく広げて干すことができるので乾きやすく、干す時間も短くてすみます。
逆に中に吸収体が何枚も入っている一体型ナプキンは、厚みがある分乾きにくく生乾きの原因となり、雑菌が繁殖して不衛生です。
乾きやすさや衛生面を考えるとハンカチタイプはおすすめですよ。
部屋干しするときは?

外に干せないときには、できるだけ日の当たる場所や風通しの良い場所に干しましょう。ただし、カーテンレールはNG。
窓ガラスやカーテンに洗濯物が密着すると乾きにくいだけではなく、雑菌が繁殖してしまう原因になります。
ハンガーラックなどを使って窓際から少し離した場所に干すのが理想。扇風機をあてておくと比較的早く乾きます。
脱水は洗濯機で

手洗いでそのまま干すときには、どうしても脱水がゆるくなってしまいます。しっかり乾かすためには手洗いの場合でもできれば脱水は洗濯機を使いましょう。
しっかり脱水することで生乾きによる雑菌の繁殖を防ぎます。
ごわつきを防ぐ干し方

布ナプキンはふかふかした肌触りがとても気持ちいいもの。ごわついていると、その良さが半減してしまいます。
ごわつきを防ぐためには2つのポイントに気をつけましょう。
パタパタして形を整える
干すときに10回ほどパタパタしてしっかり形を整えましょう。そうすることで洗濯時に寝ていた繊維が立ち上がり、乾いたときにふわっとなります。
長時間干さない
紫外線に長時間あてると水分が減りすぎるので、生地が固くなりごわつきの原因となってしまいます。生地も傷みやすいので、乾いたらすぐに取り込みましょう。
きちんと乾かすと布ナプキンを長持ちさせるだけでなく、何より使っていて気持ちがいいです。正しく干して快適な布ナプキン生活を楽しみましょう。