使い捨てナプキン（紙ナプキン）は裏面に固定用のテープがついているので、ずれてしまうことはほとんどありません。
ですが、布ナプキンはショーツにのせるだけだったり、スナップで止めるだけ。なので、「使用中に横や前後にずれてしまいそう」という心配が。
実際、布ナプキンはずれないのか？その疑問にお答えします。
基本的に布ナプキンはずれない
意外にも布ナプキンはずれません。その理由は布と布の摩擦。布ナプキンとショーツの素材が綿同士だと摩擦が大きくなってずれにくいのです。
実際に綿のハンカチを用意してこすり合わせてみてください。意外と摩擦があってずれにくいことがわかると思います。
しかし、基本的にはずれない布ナプキンでも場合によってはずれてしまうことも。特にハンカチタイプは後ろにずれやすいです。
激しい動きをしなくても、歩いているだけでどんどん後ろにずれていってしまうくらいのずれやすさなのです。
ずれ防止にはショーツがポイント
ハンカチタイプに限らず、布ナプキンのズレを防ぐためには、体にフィットする綿素材のショーツを選ぶことが大事。
ゆったりしたショーツはすき間ができてずれやすく、光沢のある素材（化繊など）は滑りやすくてずれやすいです。
実際に綿のハンカチとビニールなどをこすり合わせると、その滑りやすさがわかります。
ショーツの重ね履きもあり
ショーツを体にしっかりとフィットさせるためには、薄手の綿のショーツの重ね履きもおすすめです。
ポイントは上にくるショーツをボクサータイプにすること。
こうすると、締め付けてずれを防ぐのではなく、あくまでも体に添わせてずれを防ぐことができ、シルエットにもひびきにくいというメリットがあります。
ストッキングやタイツをはく場合は…
ストッキングやタイツをはくという場合には、布ナプキン→普通のショーツ→ストッキングやタイツ→ボクサータイプの順番にしておくと、さらにずれにくくなります。
ただ、夏は暑くて蒸れやすい、トイレのたびに脱ぎ着が面倒なのがデメリットです。
ホルダーとの併用もおすすめ
ハンカチタイプは単体ではなくスナップが付いているホルダーとの併用もおすすめ。ショーツに固定できるのでずれを防止するだけではなく、うっかり落下も防げます。
