布ナプキンユーザーになって、使い捨てナプキンを使っていたときより生理期間を楽しく過ごせるようになったという方はとても多いです。
一般的にいわれている使い捨てナプキンの身体に及ぼす影響については、科学的には立証されていない事柄もありますが、今回は体感でわかる影響面についてみていきたいと思います。
誰もが悩まされている蒸れやかぶれ
デリケートゾーンといわれているくらい、敏感な場所にあてて使うものでありながら、使い捨てナプキンの通気性は非常に低いです。
これはポリエステルやレーヨンなどの合成樹脂が使われていることが原因。
生理期間が終わってコットンの下着を身につけると、ホッとしますよね。
蒸れるということは当然ニオイも出るので、身体に直接影響はないにしても憂鬱な気分を増長します。
使い捨てナプキンを使っていると、生理中の不快感は仕方のないことだと思ってしまいがちです。
しかし、天然素材の布ナプキンなら、綿の下着をつけている感覚のまま生理期間を過ごすことができます。
あなどれない「冷え」の問題
使い捨てナプキンが身体に与える影響としては「冷え」もあります。布ナプキンと使い捨てナプキンを指で触り比べてみると温かさが違います。
どちらかというと使い捨てナプキンは布ナプキンに比べてヒヤッとしているため、長時間あてているということは、下半身の冷えにつながったとしても不思議ではありません。
女性にとって冷えは大敵。布ナプキンにしてから生理痛が軽減されたという方が多くみられるのは、このあたりが影響しているのかもしれません。
ゴミの問題
使い捨てナプキンは使ったら捨てるもの。つまりすべてゴミになります。生理中に捨てる使い捨てナプキンの量は、かなりのものですよね。
1日6枚×5日間と考えても30枚。
使い捨てナプキンのゴミの量は、赤ちゃんの紙オムツと比較されることも多いですが、毎日使って3年程度の紙オムツより、ゴミの総量でいえば、閉経まで毎月使う使い捨てナプキンのほうが多くなってしまうかもしれません。
ここまで使い捨てナプキンの問題点を挙げましたが、必ずしも使い捨てナプキンが悪いというわけではありません。
使い捨てナプキンにも便利なところがたくさんあります。上手に使い分けていきましょう。