「布ナプキンはモレの心配や洗濯が大変そうで使うまでの一歩が踏み出せない」という方は、普段のおりもの対策として布ライナーからはじめてみるのもおすすめです。
今回は布ライナーの使い方や洗濯についてまとめました。
種類別布ライナーの使い方
布ライナーには2種類のタイプがあり、それぞれ使い方が異なります。
羽根付きタイプ

スナップが付いていてショーツに固定して使います。下着に固定できるのでトイレで下着を脱ぎ着する際の落下を防げるのがメリットです。
ハンカチタイプ

ハンカチのような四角い形をしていて2つに折りたたんで使います。下着に乗せるだけなので下着を脱いだときに落下してしまうことも。

羽根付きのホルダーと併用すれば下着に固定できるので、うっかり落下も防げます。
また、布ライナーに合わせる下着はポリエステルなどのつるつるした素材よりも綿がおすすめ。綿(下着)と綿(ライナー)の摩擦によりズレにくくなります。
交換のタイミング

布ライナーは下着と同じ”布”なので基本的には下着と同じ感覚でOK。たとえば朝付けてお風呂に入るときに外すタイミングで大丈夫。
ただ、多い日は1~2回程度交換すると気持ちよく使えます。経血が付いた場合は3~4時間程度で交換を。
ハンカチタイプなら汚れた面を反対側に折りたためるので、きれいな面を使えます。
洗濯方法

洗濯は基本的に下着と同じ。
シルクなどデリケートな素材もあるので手洗いが一番良いですが、面倒なら下着と一緒にネットに入れて手洗いコースや、弱水流で洗いましょう。
柔軟剤は使用してもいいの?
柔軟剤は生地に膜を作って吸収性が落ちるため使わないほうが無難。
ごわつきが気になる場合は、干す際にしっかりとシワを伸ばしたり、パタパタ振ると防ぐことができます。
長時間紫外線にあてるのもごわつきの原因になるので、乾いたらすぐに取り込みましょう。
乾燥機は使える?
乾燥機の使用は基本的にOKですが、素材(シルクなど)によっては熱に弱く生地を傷めてしまう原因になります。
なので、使用する際は乾燥機の使用がOKなのか洗濯表示を確認しましょう。
布ライナーの寿命

布おりものライナーは毎日使うということがほとんど。その分、洗濯の回数も増えるため、寿命も短くなります。目安としては1年~1年半。
肌あたりが悪くなってきたなぁと感じたら買い替えの目安です。